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プログラムの内容


1. 口腔内診査
むし歯ができていないか、歯肉炎になっていないか、永久歯の萌出状態はどうか、乳歯と永久歯の生え変わりに異常はないか、などを診ます。また、このとき、顔とお口の写真を撮ります。むし歯や歯周病だけでなく、歯並びも重要なチェック項目ですが、歯並びは、顔とのバランスが大切です。その記録の積み重ねが、将来治療が必要となった場合の大切な診断の助けになります。ちなみに、むし歯のチェックは、レーザーも併用し、客観的に定期観察ができるようにしています。

2. ハミガキチェック
歯ブラシによる清掃が上手にできているかチェックします。できていない場合は、ブラッシング練習をします。一回でできない場合は、何回か通っていただく時もあります。 はみがき道場と、呼んでいます。

3. プロフィラキシス
耳慣れない言葉ですが、これは歯の表面にこびり付いた歯ブラシでは落とせないバクテリア(ばい菌)を除去することです。専用のブラシとペーストを使って歯を磨きます。こうすることに歯の表面がきれいになり、フッ素がより歯に吸収されやすくなります。また汚れもつきにくくなり、毎日のブラッシングの効果を高めます。

4. 最後に、むし歯予防に最も効果的とされているフッ素を歯に塗布します。
フッ素塗布の方法はいろいろありますが、当診療室ではフッ化ナトリウムのフォームを用いたトレー法を実施しています。フッ素塗布の目的は、むし歯にないにくい歯を作りあげていくことにあります。
萌出直後から2〜3年の歯は歯質が弱く、むし歯になりやすいうえに、いったんむし歯になるとその進行がとても早いという特徴があります。反面、フッ素に対する反応性が高くもっともフッ素による歯質強化の効果が期待できる時期でもあります。したがって、乳歯の奥歯が生える3歳頃から永久歯の生えそろう13歳頃がフッ素塗布には最適の時期といえます。

以上の処置をおおむね3ヶ月に1度の間隔で行います。(間隔を短くする場合もあります)

フッ素は塗布された歯面すべてにすぐに取り込まれて効果を発揮するわけではありません。また、高濃度のものを使用したり、大量に摂取すると副作用をおこします。ですから適当な濃度のものを適量で継続的に応用することがその効果を高めます。



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